協働 公認会計士共同事務所

ご挨拶

 見上げれば早咲きの桜、足元には黄色の菜の花が咲いて、日々春を感じる季節となりました。3月の旧暦「弥生」とは「草木がだんだんと芽吹く時期」をさす言葉です。地球温暖化などの影響で日本の四季は変化すると言われていますが、これからもこの美しい「弥生」の風景が続いていくことを願っています。

 3月は、個人がおこなう事業などの所得を申告する「所得税の確定申告」をおこなう時期です。また、同時期に個人の「消費税の確定申告」もおこなわれます。昨年10月から開始された消費税のインボイス制度により、もともと免税事業者であった方が、インボイス登録事業者を選択することになり、初めて消費税の申告納税をする方もおられます。この選択をした方は、特例措置により申告実務は簡素化されましたが、昨年まで払うことのない消費税を今年からは納税することになり、負担増を実感されているのではないでしょうか。インボイス制度は、個人事業者や零細企業が下請けで事業をする場合など、より弱い立場にいる事業者に納税負担を求めるものです。あらためてインボイス制度は廃止すべきと申告のお手伝いをしながら考えています。

 このように、皆さんがその年の所得や税額をきちんと計算して申告納税をしようとしているのに、自民党派閥の「裏金」は、政治資金として課税されないといいます。そのお金が個人の懐に入っているならば、所得として課税されるのは当たり前のことで、その全容を明らかにして、税法により適正に納税してもらいたい。さらに、この問題は、税金を払えば済むわけではありません。国を預かる国会議員として、国民に説明をしたうえで道義的責任をきちんと取るべきです。

 

石川県「令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について」

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/suitou/gienkinr0601.html#akaihane

 2024年3月

 

 

※緊急アピール(2022年3月1日)

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