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ご挨拶
2022年3月1日より、協働で働かせていただくことになりました全日本民医連の健和会(北九州市)の藤川流衣と申します。3年間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介
出身は福岡県行橋市で、桜並木が続く今川沿いの近くで育ちました。中学では卓球を、高校ではバトミントン部に所属しておりました。弱小校ではあったのですが、予選ブロックが一緒だった元オリンピック選手の潮田玲子さんと戦ったことが思い出の1つです。
幼少期から正義感が強く、将来は人のためになる仕事に就きたいという漠然とした想いがありました。小学生のころ「評決のとき」という人種差別問題を題材にした映画をきっかけに法曹を志し、福岡県の大学・ロースクールに進学しましたがあえなく挫折。司法書士事務所や県の大学事務、市役所の秘書広報課で働いたのち消防署で働く機会があり、命を背負い働く姿を目の当たりにし、命に携わる仕事に魅力を感じ、健和会に入職しました。健和会では病院医事課で2年4か月、本部総務教育部で1年3か月働きました。
出向まで
今回の出向のお話をいただいた際、小学生から算数・数学が苦手科目だった私に務まるのか…、財務での経験も全くないし…年齢も若くないし(上記自己紹介から察してください苦笑)、田舎が好きだったこともあり東京で生活できるのか、地震は大丈夫かetc…と不安しかなかったです。
もっとも、①今回のお話をいただいた経緯が偶然の重なりで、もはや運命かなと思ったこと(きっかけとなった統一会計基準推進士受講は別の人が受ける予定だったこと、本部配属でなければ受講することはなかったがそもそも本部への異動もたまたまであったこと)や②好奇心は旺盛であること、③健和会をよりよくという想いがあり、今回の出向がその学びとなると感じたことから今回の出向を決めました。
これからのこと
協働で働き始めて4日、毎日オリエンテーションや業務引継ぎを丁寧にしていただいております。実務経験がないため、BS/PL以外初めて見る資料ばかりで日々学ばせていただいております。これから少しずつ焦らず学び、実践していけたらと思っています。
協働の「非営利・協同」の精神について、健和会の本部総務教育部では制度教育を担当していたことから、本精神と民医連の精神は共通していると感じています。民医連をはじめとした協働のクライアントと関わる中で、より深めていければと思います。
くじけそうになった時は大学事務時代に先生が言っていた「ぐずぐず考えず目の前に与えられた仕事を一生懸命する」「屁にもならないプライドは捨てる」という言葉を思い返し、前向きに、真摯に、誠実に、頑張りたいと思います。
おわりに
協働にあるピカソのゲルニカの絵を見たとき、中学生の頃、市主催の国際交流で見た国連の大きなタペストリーのゲルニカに衝撃を受けたことを思い出したとともに、無口の祖母が8月になる度に「サイレンが鳴ると防空壕に逃げていた」と話していたことを思い出しました。現在ロシアがクライナに侵攻しています。改めて“平和”について考えさせられるとともに憲法9条を守らなければという想いです。