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~あとひとつ~ GAME.1

 4月から中学2年になる息子は、小学校3年生から始めた軟式野球もこの1年間は野球肘、膝の筋のケガなど思うように投げたり走ったりができず、きっと苦しい一年であったと思う。それでも週末になると一日中グランドで過ごす日々を重ねてきた。トンボ(グランド整備の道具)の使い方だけはうまくなったに違いない。

 桜の開花とともに地域の春季大会も開幕し、先日背番号も縫い付けた。中学になる母の役目はお弁当作りと泥だらけになったユニホームを洗濯することくらいになるが、背番号を付けるときは「がんばれよ」と思いながら母も気合が入るような気がする。

 初夏を思わせる陽気の中、多摩川の河川敷で行われる試合を応援するため娘とサイクリングをしながらグランドにむかった。途中、河川敷は花見をする人たち、小学低学年のチームの「バッチコーイ!」の高いかわいい声、元気なおじいさんのソフトチームなど多くの人たちが楽しんでいるのを横目にみながら、「また応援なの?」と嫌がりながら結局ついてくる娘と自転車を走らせた。

 今日の試合は、関東大会にもつながる区の春季大会。3年生中心のチームに2年生で選ばれた息子、ちょっぴり親も気分がいい。希望ポジションのサードは3年生のキャプテンが出場しているため出番なさそうだけど、代打などはあり得るかもとささやかな期待をしていた。結果は、最終回満塁のチャンスを活かしきれず、2-3で負けてしまった。あとで代走の指示が出ていたけどゲームセットになってしまったと聞き、次は出られたらいいねと励ました。

 次の休みには、地域のブロック大会の試合も始まる。こちらは2年生中心の構成でレギュラーを狙う大事な試合となるだろう。

 小学生の時はピッチャーを任されていたが、中学生にもなるとそんな野球少年が集まってくるため、最近の希望は「サード」と答えている。消極的だと思う反面、自分の役割を冷静に見ていると言えば聞こえがいいので本人のためにそうしておこう。サードであろうと外野であろうと応援する私の楽しみが増えるのでどちらでもいいからグランドにいる息子の姿をみていきたい。

 

(せんたくかあちゃん)

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