新入職員~自己紹介~
2014年1月に協働に就職した34歳新人の奥村と申します。まだまだ至らぬことも多く皆様にご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、一生懸命努力してまいりますので宜しくお願いいたします。
私は生まれも育ちも東京都江戸川区です。江戸川を渡ればそこは千葉県という東京都の端っこに位置しており、毎年8月第1土曜日に江戸川花火大会が開催されるところです。中学入学当時は、スラムダンクの連載が始まり人気を博してきた頃でした。その影響もあり、中学高校とバスケットボール部に所属し、ひたすら汗を流し続けた6年間でした。正月や盆を除けば休みは週1日ぐらいという厳しい環境の元頑張った甲斐もあり、中学都ベスト4、高校都ベスト16という好成績を収めました。成績以上に部活動を一緒に頑張った一生の仲間ができたことが何よりの宝であり、卒業した今でも毎年交流があり嬉しく思っています。高校卒業時には、バスケの本場ともいうべきアメリカプロバスケットボールリーグNBA観戦に友人と初めての海外旅行に発ちました。その頃はちょうどシカゴブルズの全盛期であり、2度目のスリーピートを達成するシーズンでした。シカゴで1試合、ニューヨークで1試合観戦し、遠目ながらもマイケル・ジョーダンの現役ラストシーズンを生で見られたことは一生の思い出となりました。ちなみにスコッティ・ピッペンは間近で見ました。ユナイテッドセンターの見学ツアー中にたまたま出くわしたのです。大学に入学してからは社会人の方と地元で練習し区の一般大会に出場しており、現在も続けています。バスケ歴は21年ちょっと。改めて振り返れば長く感じるものの、普段あまり考えないバスケが大好きという気持ちに気付かされます。さらに40歳以上になるとシニアの大会に出られるようになります。今はシニアの大会に出られる年齢までバスケットボールを続けることが一つの目標となっています。
大学卒業後は、不動産関係の営業と硝子加工工場の営業を5年ほど経験してきましたが、諸事情により退職しました。そこから何をしようか考えた結果、簿記を学びました。営業以外の仕事で違う角度から物を見ることにより自身がより成長できるのではないか、そのためには計算力を活かすのが良いのではないか(学生時代から算数・数学は得意でしたので)と考えたためです。簿記を学び始めるとその面白さにどんどんはまっていき、やるならば簿記・会計の最上級ともいうべき公認会計士を目指すことを決意し、2008年3月から試験勉強を開始しました。道は険しく合格したのは2012年のことでした。長年の受験生活を応援し、サポートしてくれた家族には感謝しても感謝しきれません。年齢的な問題も大きかったのか監査法人の就活は全滅し、その後受けた数社の会計士事務所もだめでした。気持ちも沈み気力もなくなりかけていたそんな時、協働の募集を新聞の片隅で見つけました。早速応募をするためにホームページを検索したところ、「非営利・協同」という言葉が目に飛び込みました。あまり馴染みのない言葉でした。面接では働きたい熱意と体力への自信、「非営利・協同」への自分なりの考えを伝えましたが、あまり自身はありませんでした。面接から1週間経過し諦めかけていた頃、「非常勤職員として採用していただける」というご連絡をいただき、1月から働いております。受験生時代をあらゆる面でサポートしてくれた家族を食事に招待しご馳走しましたが、今後もいろいろな形で恩返ししていきたいと思います。
この原稿を書いている時点で多くの「非営利・協同」の理念を持ったクライアントと接しております。今後もその機会は数多くあるかと思います。まだまだ未熟者ゆえ「非営利・協同」をきちんと自分で説明できるところまで達していませんが、仕事を通じて日々勉強を重ね皆様に説明できるようところまで辿り着きたいと考えています。
(奥村 雄一郎)