協働 公認会計士共同事務所

ご挨拶

 近年は地球温暖化のため、9月になっても“猛暑の折ご自愛ください”が季節の挨拶になっていますが、今年はコロナ禍での生活の苦難もあって季節の挨拶にも悩むところです。

 生活の苦難はコロナ禍前から深刻化していました。非正規雇用の拡大に飽き足りず、無権利のフリーランスに幻想を振りまき誘導する政策が取られ、格差と貧困は一層進んでいました。また、二度にわたる消費税増税と社会保障の改悪により国民の可処分所得が奪われ、消費不況によって先進国では例を見ない経済成長ができない国になっていました。その上にコロナ禍のインパクトです。格差と貧困は命の差別であることが、様々な場面で浮き彫りになっていると思います。

 そういった国民の苦難に対して政治はどうでしょう。場当たりで泥縄の対策は、“火事場泥棒”的に政権に近しい或いは省庁利権に絡む業界等に税金を投入するだけだと思えてなりません。

 一方で、国民が苦難のなかで正しい情報にアクセスできない(真実を知り得ない)状況は、コロナバッシングなど病理的な現象を生み出しています。これまでの政権の手法から推測すると、こういった矛先を生活保護バッシングに向け、弱いものが弱いものをたたく状況を作出助長するのではないでしょうか。数年前にお笑い芸人と家族が生贄にされたことを思い出しますが、そのような企みを許してはならないと思います。

 国会さえ開かない異常な政治をいつまで続けるのか。首相辞任に際してコロナ対応方針が出されましたが、数ヶ月前から国民には常識的になっていることを、いまさらアバウトに表しただけで、最後まで“説明しない、反省しない、責任を取らない”首相でした。それでも、一刻も早く国会を開き対応方針を実効性のある対策に具体化させなければなりません。

 首相辞任で幕引きを図る意図が見えますが、国民の苦難など意に介さず最長任期になるまで“死んだふり”をさせていた自公政権そのものの犯罪性を問わなければならないのではないでしょうか。新しい社会を目指したうねりを生み出したいと切に思います。

 例年の秋は全国的な運動交流など共感や連帯を肌感覚で実感できる取り組みが行われますが、今年(今後)は様々な努力や工夫が必要だと思います。コロナ禍にあっても、胸躍る取り組みを準備したいものです。

2020年9月

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